ヤマガタンver9 > 冷やしシャンプー

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▼冷やしシャンプー

昨日、気分転換に散髪にいってきました。
女房には「行っても大して変りないのに・・」とボヤかれながらも。

床屋とか、歯医者とかって1回いくとなかなか変えられなくないですか。

私は40才で山形に戻ってきてから、ずっと和合にある山川さんという床屋さんお世話になってます。

最近では千円カットとか1500円カットが流行ってますね。
15分位でパッと終わるんだそうですね。
時間がないときにはぴったりかもしれませんね。

でも、私はずっと山川さんにお世話になってます。
60過ぎの小柄な親父さんです。昔気質の床屋さんです。
話好きの、世話好き。

昨日も5時半過ぎにはいっていったら、開けていた窓をしめて、さっと冷房を入れ、カットが始まりました。
進むほどに、意識が遠のいていく感覚がたまりません。
ヒゲを剃る頃には、きっといびきをかいていたことでしょう。

いよいよシャンプータイム!

「原田さん、今年も冷やしシャンプー始めたから」と言って、おもむろに部屋を出て行く。
(店舗が自宅兼用のため、台所の冷蔵庫へ行って模様)

手に持って帰ってきたのは、ブルーのガリガリ君色のシャンプー。

頭頂部にシャンプーを垂らす、1回、2回、3回。

「そうそう、すっべ?」
「ん、するする」
(そうそう、とはなんとなつかしい響き。ばあちゃんがハッカ飴を食べたとき、よく「そうそうする」っていってたことを思い出す)

シャンプーが終わって、整髪に入る。
いつもはトニックは付けてもらっていないのだが、今日は、冷やしシャンプーとセットらしく、おもいっきりぶっかけてくる。
これまて、メンソールが入っていて「そうそう」する。

「きぐべ?」
「ん、きぐきぐ」

仕上げは、ドライヤー。
通常は温かい風で乾かすが、今日はいきなりクールで。

「まだ、そうそうすっべ」
「ん、するする」

なんとものどかで気持ちのよい時間である。
時計をみたら午後7時を回っていた。

同じ気持を味わいたい方は次までご連絡ください。


【お店情報】
山川理容所
山形市和合町1丁目1−68
023-623-4492

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