▼ネットで印刷を頼む功罪2015/01/09 10:08 (C) 原田幸雄の「これからどうする!?」
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今年から会社でニューズレターを発行しようと思って準備しています。
その前に教育サービスのパンフレットを印刷しようと思って、ネットで発注先をあれこれ探してみました。
A4両面印刷で1000部頼んで1万円前後、ずいぶんやすいなぁ〜。
もちろん、原稿はすべてこちらで作って、印刷してもらうだけではあるんですが。
納期も1週間もかからない、便利な世の中になったもんだと感じておりました。
ところが、その夜、思わぬ考えが浮かんできました。
自分は地域社会(山形)に貢献したいと思いながら、思いとは反対の行動を選択していることに気づきました。
小さな仕事ですが、地元の印刷会社さんに仕事が回らなくなるわけです。
でも、経済ってそんな小さな、取るに足らない仕事の積み重ねだとしたら・・・。
地域でぐるぐる仕事を回せば、地域は良くなると思っていながら、個別の行動においてはちょっとでも安い方に心を奪われる。
功罪の「功」は私にとってのもの、「罪」は地域社会にとってのもの、だったのです。
同じような値段でやってくれそうなところがあるのかどうか、まずは探してみます。
たいして変わらないようだったら、地元の会社に頼もうと思います。
そんな事、前も考えたなぁ、と記憶が蘇りました。
本の購入です。
買いたい本が明確な時はついついAmazonを使ってしまいます。
早いし、無料で配達してくれるし。
でも、Amazonは外国企業なので日本に法人税を払っていないという話もあるようですね。
(日米租税条約では、米企業が支店など「恒久的施設(PE)」を日本国内に持たない場合、日本に申告・納税する必要はない、とのこと)
結果的に、地元の本屋さんがどんどん姿を消している。
この半年くらい、
欲しい本があったらなるべく地元の八文字屋やこまつ書店へ行くようにしています。
なければ、Amazonにお願いすることにしました。(本当は、そこで地元の本屋さんへ注文してくればいいんでしょうけど、待てないんですねぇ。)
本屋さんへ足を運ぶようになってよかったことは、目的の本だけでなく、近くにある本に目が行くようになったこと。
ちょっぴりだけど視野が広がったように思います。
地域創生法なるものが施行されて、多くの税金がつぎ込まれるようです。
その前に、われわれ地域にいきる一人ひとりが考えることがあるようにも思います。
皆さんはどんな考えをお持ちでしょう。