▼あの、「養老孟司さん」のライブ講演会に2015/08/12 11:03 (C) やまがたでの日々の暮らし・自然・風景
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昨晩、あの「養老孟司さん」のライブ講演会に行ってきました。
養老孟司さんとあって?メディカルドクターのお客様比率が高かった様な。
( っという事で、犬っ子達兄妹はお留守番でした。)
さてさて、「バカの壁」以来、shidareo2も基本的にファンでありまして、
その独特の視点の持たせ方や、歯切れ良い論述がとても面白いのです。
普段は書籍やマスメディアでしか見聞き出来ないのですが、
ライブの面白さと言いますか危うさと言いますか、
多分・・・放送等では難しいだろうなぁなどと思える表現なども飛び出し、
なかなかスリリングでした。
そんな中で、ちょっと難しい話にもなるのですが、「意識」の事だとか、
「自分探しのパラドクス」とか、「無我」という事にも触れていました。
「無我」を「空(クウ)」と言い替えても言いのかも知れませんね。
ま、エライ人が言えば<クウ>なんでしょうけども、
shidareo2の場合は<カラ>そのものです。
そういえば、現役時代に、割と大勢のエライ方々の御ン前で、
持ち時間40分で自己紹介はじめand so onの話をしなきゃならなくなった際に、
「自分はドーナツの穴です・・・」みたいな事を言った事がありました。
(結果、???が沢山漂ってしまい、まったくウケずに大失敗でしたが;;;)
美味しいドーナツ部分というのは、
「目の前の皆さん全員はもとより、自分の肉体を含めた、
現在の私を成立させてくれている全て事象」であり、
言い換えれば、
「私が、とりあえず客体だと認識できる全てのモノゴト」でもあり、
そして、その、とても大事な「ドーナツ」の存在があるからこそ、
私である「ドーナツの穴」も存在出来るのですぅぅぅ。。。
ちなみに、「ドーナツ」の状態というかカタチ次第で、
「ドーナツの穴」も妙に歪んだり、まん丸くなったり・・・などと。。。
さてさて、ドーナツの穴って、ホントは在るモノなのでしょうか?
それとも、虚きモノなのでしょうか?
「 いつの日か、喰ぅてみたいは ドーナツの穴・・・ 」 ってか。