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▼「農」ある暮らしの始まり

「農」ある暮らしの始まり/
2007年は大きな変化の年になりました。

サラリーマンを退職して足掛け7年。
経営した人材紹介会社も、小さいながらもなんとかやってこれました。

そんなとき、7月7日に胆石を患い、手術することに。

ようやく退院できたと思ったら、父親が軽い脳梗塞で入院。幸い2週間程度入院しただけで、後遺症もなく退院することができました。

でも、このことはこれからの人生を考える上で、大きな転機となったように思います。

一つは、自分自身の食生活を中心とする生活パターン。
このままいけば、まちがいなくメタボリックシンドローム系の病気で人生を終えるでしょう。
中性脂肪が高く、気にかけてはいたのですが、人間、いくところまでいかないと分からないのが悲しいところ。

もう一つは、畑のこと。祖父さんの代までは農家。父親が退職後、母親と一緒にやってきたのだが、二人とも70歳をこえ、日ごろから薬の世話になっている生活。
どうするか考えなきゃとおもいつつ、先延ばしにしてきた懸案だったのだ。

百姓の家にい生まれはしたけれど、田植えと稲刈りのときに手伝うくらい。サラリーマン時代は地元を離れていたので、それもやってなかった。

でも、やっぱり自分の原点なのかもしれない・・・との思いがずっとくすぶっていた。

一念発起、「農」に取り組むことに。

でも、会社の仕事もある。
他人に販売するわけでもないので、手間がかからず、安全な栽培法がないものかと思案していたときに出会ったのが、『わら一本からの革命・・自然農法』という福岡正信さんの著作。

耕さず、肥料をやらず、農薬を使わない。

ちょっと常識では考えられない農法なのだ。

おあつらえ向きに、ここ3〜4年、耕作していない畑があった。(写真)
広さにして70〜80坪。
ここから、取り組んでみることに。

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さっそく、9月2日(日)に家内と二人で、ビニールマルチをはずす。
雑草が生えないように、黒いビニールシートで覆っていたもの。
▼こんなふうに


半日かけてはがしてみると、燃えないごみ用の袋6個分となりました。


さて、何の種を蒔こうか。

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