▼『私訳 歎異抄』2008/01/07 20:15 (C) 原田幸雄の「これからどうする!?」
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【購入動機】
昨年末の新聞記事で歎異抄が話題になっていた。その中の1冊が五木寛之さんのものであることを知る。「青春の門」と「歎異抄」はずいぶんとギャップがあるなぁ、と思い、なんとなく気になっていた。本屋にいって見るとあったので購入。
【著者/出版社/定価】
五木寛之/東京書籍/1200円(税別)
【副題】
なし
【帯から】
前世、宿業、善悪、慈悲、そして信じるとは? そのすべてを親鸞が明確に語りつくす。構想25年、著者渾身の私訳、ついになる!
【書評】
もう10数年まえであろうか。文庫本で「歎異抄」を買った。目を通したが全く意味が取れなかったことを覚えている。何を扱った本なおかすら分からなかった。
五木寛之さんが口語訳されたものを読み、歴史家の五味文彦さんの解説を読んで後、もう一度、口語訳を読んで。「そうだったのか」と、納得。
とは言え、ナムアミダブツと唱えると、なぜ救われるか、理屈が分からない。証明のしようがないことなのかもしれない。でも、飯田史彦さんの著作を読んだときも感じたことだが、そのように考えたほうが、楽に、前向きに生きられるなと思えた。もうすこし、いろんなことを知ってみたいという欲求が湧いてきた。
基本情報投稿日: 2008/1/7
書評投稿日: 2008/1/7