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●◆高畠の歴史 010号◆
今回の本題に入る前に、置賜地方の旧石器時代についてお届けいたします。
縄文草創期の前の時代を旧石器時代として括られています。置賜地区で最も古い遺跡は飯豊町上屋地遺跡で3−4万年前の旧石器時代後期ものといわれています。
次に古い遺跡は小国町の東山遺跡、湯の花遺跡、岩井沢遺跡があり3−1万年前のものと思われます。前回では、人類は大陸、新潟、小国、と渡ってきたのではと書きましたがその中に飯豊でのことも含めて考えられることになりますのでご了解ください。
高畠町の日向洞窟は日本列島の数少ない縄文時代最古の遺跡とご認識ください。
縄文時代の特徴として、縄の目の模様の土器を使い、弓矢を使い、犬を飼う
この3点が特徴です。縄文時代は縄文土器の出現と共に始まり、粘土をこねて形を作り加熱を与えて水にも溶けないような器に変化させるという土器の発明は、人類が始めて使った化学変化だといわれています。食物を煮ることや貯蔵することができるようになり生活が大きく向上します。
日向洞窟から発見された遺物は、縄文時代最古の土器が発見されています。
つまり、人類が始めて土器を使って食べ物を煮炊きするようになった器が出てきたのであります。これは、驚くなかれ、日本列島最古の加熱容器として発見されたものです。
国内はもとより世界の考古学者に注目されたゆえんはここにあります。
現在でも、うきたむ考古資料館には海外から学習に来る研究者が絶えません。
これだけ重要な遺物が発見されたことについて町民として誇りに思い伝え続けなれければならない歴史だと痛感いたします。
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2013.04.30
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(C)
高畠・まほろばの里案内人・ とだちゃんブログ
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